反射的アンチテーゼ
「はい、あんたも嫌い」
ずかずかと心に土足で踏み込む
神経が理解不能 なんだってそんな攻撃的なのさ
退廃的時代 ガミガミとデカい声のあいつの勝ち
正義か悪かとかホントもウソもごっちゃに降り注ぐ
正論も悪意も全部 槍となって刺さる
見えるようで見えない傷だらけよ
痛い痛いの飛んでって もう疲れたよ
もっと もっと気楽に息を吸いたい
期待期待でこわばって もう動けないよ
ムダ ムダに時間を捨てる
「はい、あんたは偉い」
いつだって世界の中心に御座す
言動が理解不能 なんだってそんな高圧的なのさ
対外的欺騙 ズタズタの心はくるんで隠す
つもりが敵意をむき出した私が鏡に映る
嫌い嫌いさ ああそうさ もう疲れたの
だって だって悪いのはあなたでしょ
未来 次第に狭まって もう動けないよ
ただ ただまた涙は出る 情けないけどさ
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